NHKで禅をやってた。

禅の教えは外国の人に受け入れやすいなー。我欲の身から無我の身(悟り)に、その過程を体験できる。わがままな価値観から思いやり(TVのゲスト弁)の価値観への変換です。

 わたしの場合は、本だった。「清沢満之文集」だった。あの文章はどこに書いてあったかなー。わすれましたが。内容は「道徳的義務はどうでもいい。宗教的義務であればいい。」っていう内容だった。それにわたしは救われた。その時は、わたしは自己不信に陥ってたから。その内容を論文に掲載して、寺川俊昭先生に「貴重な体験をしましたね」という言葉をいただいた。これがわたしの僧侶人生を勇気ずけたのです。そして、今があります。もし、その本に会えなかったら、どんな人生になっていたかわからない。わたしの学生時代はアミダにお参りすることはなかった。卒業後をおまいりしたらどうなってたんだろう。

 禅は座禅修業が必要ですが、浄土教はアミダ信仰です。三福十善行(わかりやすい浄土真宗の教え、参照)を守りながら、アミダにお参りすることです。お釈迦様は、厳しい修行のできない庶民のために浄土教を立てたのです。そこが日本的ですね。

 わが浄土真宗も海外に布教していますが、瞑想を取り入れているそうです。浄土を瞑想するそうです。外国の人は、ヨガとか、座禅とか、瞑想とか修業がないとダメみたいですね。