仏教ではおかげ様の気持ちで感謝しないといけないと教えます。幸せのためにです。
では、どうして大事かというと、
遠い昔、インドの話です。ある国の王様は国民を幸せに治めていました。あるとき、王様は、「この世の中に災いというものがある、それを見てみたいから、お金でそれを買ってまいれ。」と従事にいいました。それを聞いた神様が起こって、これは懲らしめてやらねばならないと、市場に「炎王」という火の玉の悪魔を市場に売りにだしました。市場を訪れた王様の従事はそれを買って、王様のところに持ってきました。王様は「これが災いか。」と言ったとき、悪魔の「炎王」は町中を転がりながら火の海にしたのです。国民は焼け死に、家を焼かれました。挙句の果てに王様の宮殿も火の海に包まれ、王様も死んでしまいました。
この話には、王様に感謝の気持ちがなかったのです。欲を張ったのです。その結果、上のようになったのです。現代で言えば、もっと、お金が欲しい、とか、ダイヤをもっと欲しいとか、欲をはったのです。感謝がないのです。別の言い方をすれば、分相応がいいのです。
皆さんはどうですか、ちゃんと、おかげさまでと感謝してますか?私たち人間は感謝しないと幸せになれないのです。