元官僚の息子殺人事件(親の責任)

元農水省の事務次官の息子に対する殺人事件ですが、その息子は引きこもりだとのことです。「小学校の運動会がうるさい殺してやる」と叫んでいたそうです。家庭内暴力もあったそうです。それに川崎の事件が加わって、「人様の迷惑になってはいけない、息子もやるかもしれない。」と思ったそうです。私も彼のたちばなら、そう思ったとおもいます。同じ行動をしたと思います。死ぬほど苦しかったでしょう。息子を刺すイメージトレーニングをしたと思います。とっさにはできないよ。私はTVの前で、泣きながら「わかるわかるわかる」と叫びました。なんといっていいのかわかりませんがーーー「わかるわかる」です。親の最高の責任です。

 マスコミも、ちょっとおかしい。「つらっかたと思います。」「板挟みで苦しかったと思います。」だって。マスコミのコメンテーターも親だと思います。どうして、「わたしもそうする。」「気持ちがわかると。」発言しないのでしょうか。

 日本の親は「将来、子供たちは苦しい時代になって、かわいそう。」みたいな発言をよく聞きます。子の将来に対する責任感が薄いのかなー。これは日本民族の悪いところです。俗にいう島国気質ですね。

 その反対に大多数の家庭は幸せにあふれた家庭です。愛があふれた家庭です。子は真っすぐに成長しています。違いは少しありますが。

 忙しいのはだめです。家庭を犠牲にした仕事はいけません。この事務次官も忙しかったのでしょう。家庭をおろそかにしたのだと考えます。子の18歳までは父親は子供と遊ばないといけない。父親は子供にすべての厳しさを教えます。遊びながら。

 私も365日仕事をしています。忙しかったです。死んだ妻が子育てをしてくれたみたいなものです。18まで遊んでやらなかった。まあまあ、なんとか子育てはできました。しかし、及第点はもらえません。世の中の忙しいお父さん、家庭を子供を守ってください。工夫してください。