「病院で念仏をーーーーー」6話をみました、

 おじさん「治療をしないでくれ。」なぜなら、余命は短い。子供に迷惑をかけるから。元カレ「余命は短いから、死なせくくれ、死なせてほしかった。」妻は若いから、こどももいるから。

 人はどうして、こうも計算して人生を考えるのだろう。子供に迷惑をかけるって、なにいってるんだよ、経済的に迷惑をかけたくないんだろ!ちがうでしょ。子はできるだけ長く生きてほしいんだよ。本能だし、愛情だし。子は親は永遠に死なないとおもってるだよ。この愛情に報いないといけない。ドラマの「寂しさを早くから、味わわせないでほしい。」。そうなんだよ。

 ううんn「経済的に迷惑をーーー」これも愛情です。しかし、長く生きればいいこともあります。一生懸命生きでだめなら、それでいいんです。子も納得する。納得する。一生懸命がいいんです。男の子も女の子の同じです。

 こんな話がある。あるお父さんが全身がしびれる難病指定になって、わたしがお参りにいきました。そのとき、私はいいました。「孫が結婚式の時、名簿に祖父、祖母の名前があったら、うれしいんだよ。」って、そしたら、娘さんが。そうそうとうなずいていました。これですよ。

 人の生は計算だけじゃない。愛情がからんでくるのですよ。一生懸命生きる親の姿をみて、子は愛情を感じ、病気の親を看病することで、親は愛情を感じ、子は愛情を与えることができ、自らも愛を与える喜びを味わうのです。愛は相乗なんですね。