如実知自心が出てきましたね。「ありのままのこころをみる。」っていってましたが、正確には、自分のこころを知る、観るのが幸福になる道理である、という意味です。
「人のこころは、ある時は欲望が支配し、人を傷つけ、自らも苦しむ。また、ある時、愛情、思いやりが支配すれば、人に喜びを与え、自らも幸福になる。このことを理解し、八正道を実践することによって、煩悩を滅し、悟り、最高の幸福を得る。」ですね。
この八正道を実践すればーーーといいましたが、これがなかなかむつかしいのです。厳しい修行をしても欲望煩悩は消えないのです。そんならや―ーーめた、になってしまうのです。もとの黙阿弥です。
それでお釈迦様は阿弥陀仏にお参りするなら、浄土に行けるという浄土教を私たちに示してくれたのです。煩悩欲望の1番強い、死の恐怖を開放し、十善行を実践し、阿弥陀仏にお参りし、懺悔することによって、悟りを開き、最高の幸福を味わうのです。
うううんん。なんていっていいのかなーー。一時、煩悩欲望に身をまかせ、人を苦しめるのですが、仏にお参りすることによって、懺悔することによって、仏に罪を許してもらい、また、悟りの境地、最高の幸せに戻るのです。むつかしい言葉で「不退転位に住する」といいます。「不断煩悩得涅槃」ですね。
視聴率、二けた行かないだろうなー。みんな見ないだろうなー。