仏教は最高の幸せを与えてくれます。ここが仏教のいいところです。

お釈迦様は人間の苦しみを「生老病死」といいました。生苦は愛する人との別れ、愛されないこと。これはわかりますね。老苦は。足腰が痛い。顔にしわが増えた、等。これもわかりますね。病苦は内臓が痛い。骨折して痛い、等。死苦は死後、どこの世界に行くかわからない。「地獄極楽の地獄に行くかもしれない。地獄にいくのはいやだ。」の苦しみ。これが1番の苦しみです。

 死後の世界は、自然科学的にはありません。心理学的にあります。昔は西方浄土って言ってました。西の方に極楽はあるっていってました。これは3000年前の言葉です。3000年前だから、それでよかったのです。しかし、現代では西の方に向かったら、もとに戻ってきます。ですから、今ではこれはいいません。また、死後の世界は100人中100人が死後の世界があると思うのです。心理学です。

 さて、ほとんどの人は「小さな生き物を大事に」「人の心を傷つけない」の心がありますね。これはお釈迦様の教えです。ですから、これがある人は極楽浄土へ行くのが決まっています。よって、自分の死を想像しても怖くないはずです。ぐっすり寝ているはずです。しかし、東京の金持ちは、お金が1番ですから、仏教なんて知らないって、いいますから、自分の死を想像したら怖いのです。「自分が死んだら、極楽ヘ行くのか、地獄に行くのかわからん。地獄にいったらどうしよう。怖い」と思うのです。毎晩、毎晩、怖い怖いと思うのです。毎晩、毎晩ですよ。どうですか。恐怖ですよ。そして、寝れないから、液体睡眠薬を3本飲んで寝るのです。

 私は見ました。東京のベンツが犬をひいたのです。犬はキャンキャンと泣いていました。そして、また、ベンツの前に出たのです。そうしたら、ベンツがまた、犬を引いたのです。東京の金持ちには、小さな命を大事に、がないのですね。仏教がないのですね。

 私たちは、仏様にお参りしていますから、「生老病死」の苦しみを味わうことなく、最高の幸せを味わっているのです。仏教は最高の幸せを与えてくれているのです。仏教のいいところです。どうですか。

 仏教を次の世代に伝えましょう。

仏教の知っている私たちの最高の幸せはこうです。愛する人と別れたとき、その時はつらいですが、たくさんお参りすることによって、つらさが半分になり、もとに戻って、前向きに生きていけます。老病は、人は年取って病気になって、死んで行くんだと思っているでしょ。思っているはずです。(これ無常の教えの成果です。)苦しみはありません。これが悟りです。死は、私たちは仏にお参りしますから、極楽が決定しています。ですから、死を想像しても怖くないはずです。いいところに行くことが決まってますから、気にならないのです。考えないのです。苦しみはありません。

心も頭もすっきりとしてお参りしましょう。